2011年3月20日日曜日

支援物資空輸開始

久しぶりの本格的な雨です。庭に咲き始めたアネモネが強い雨に打たれていたので切り取って花瓶に挿しました。
自然というのは脅威でもあり慰みでもあり、やはり人間には決して征服できない尊大な相手なのですね。自然の猛威に打ちのめされたあと、きっと小さな野の花に慰められたりするのですね。人間の小ささを痛感させられますが、それでもやはり自然に生きる蟻たちのように少しずつ地道に回復していく力を持っているのも人間だと思います。
今日よりも明日、明日よりもあさって・・・・少しずつ少しずつ良くなればきっと笑顔になれる瞬間もあるはずですよね。

長崎県と市でも支援物資を集める動きが始まりました。募集される物資は決まっていて、お米、水、介護用レトルト食品、毛布、粉ミルク、大人用子供用紙おむつ、生理用品となっています。
我が家もさっそくお米20キロと介護用紙おむつと尿取りパットを購入してお届けしてきました。
何かしたいけれど何をして良いかわからない日々だったので、ようやく一つ動くことが出来て嬉しかったです。
雨の中大勢の職員さんに迎えられて、ほんの少しの支援物資で恥ずかしかったのですが・・・お陰様で第一歩を踏み出せました。

原発の現場で奮闘されている名も知られてない人々や被災者でありながら避難所のお世話に奮闘されている人々、本当に皆さん命を賭けて動いてらっしゃいます。一人一人の小さな力が沢山集まればきっと大きな力になって前進できると確信しています。

思いやりや協力する気持ち、リーダーになって引っ張る力とそれに従って動く力、知恵を振り絞る人とそれを実践できる人、それは全部人間がもともと持っている自然の力だと思います。便利さ豊かさの中で忘れていた人間としての力を今こそ発揮して一歩ずつ良い方向にむかって欲しいと思います。

2 件のコメント:

  1. おひさしぶりですね^^

    ここずっと更新がなかったので・・・お忙しいのかなと思いつつ 自分もなんやかんやと忙しくしてました。

    未曾有の災害ですよね。。。幸い 我が家は停電にもならずに過ごし、以前と変らぬ生活が出来ていますが・・・・

    ガソリンの給油も長蛇の列で、交通整理をしてるような状態です。宅急便も西から水や米等 東で不足しているだろうと沢山送られてきて集荷場がパニックになるくらいの物で溢れているそうです。なのに配達の車のガソリンが足りてない・・・停電になるとコンピュータが止まって仕分け作業ができないそうです。これからいろんな問題が発生してくるのでしょうね・・・


    なにか大きなうねりが忍び寄ってくるようで
    怖いです。 

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  2. someさん こんばんは^^

    地震の時はsomeさんもずいぶん怖ろしい思いをされたようですね。まだまだ心がざわざわしてるのでしょうね。背中をさすりに行ってさしあげたいです。

    被災者にならなくても、きっと多くの人が恐怖心と不安感に覆われていて、いろいろな所に悪い影響をしているのかもしれませんね。

    遠くに住む人も大急ぎで個人で送ってしまった救援物が、かえって混乱を招くなんて思いもしなかったことだと思います。
    中越地震の時は新潟に住む義理の兄に私もカイロなど急いで送ったのですが、あの時は混乱無く届きました。
    今回はやはり被害の規模が違いますね。道路、港、線路、油の中継地、ガソリンスタンド・・・みんなやられてしまって・・・

    しばらくは広い範囲で不便な事が続きそうですが・・
    someさん、きっと来年の今頃は桜の開花時期をいつものように楽しみに待って暮らしていますって!
    それより心落ち着かないであわててつまづいて転ばないようにしなくっちゃ^^

    それにしても九州も火山がぼんぼん噴火してますし・・・
    日本のご先祖様はどうしてこんな不安定な場所に落ち着いたのでしょうね。

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