2011年3月19日土曜日

被災地に鳴り響くサイレンの音

あの大きな地震から一週間経った金曜日の14時46分、被災地にサイレンが鳴り響き、津波で家族を失った被災者の人々がサイレンに合わせて海に向かって頭を垂れていらっしゃる様子がテレビで写し出されていました。
そのご様子を見ていると、まるでサイレンの音が夢から現実に引き戻す無情の響きのように聞こえて、見ている私もとても辛かった。

被災者の皆さんはこの一週間を、きっと夢の中の世界のような感覚で過ごされたのではないでしょうか。それが一週間経ち、同じ時間に鳴り響いたこのサイレンで初めて現実の出来事として感じてしまったのではないでしょうか。

きょうのサイレンの音は今のこの環境の中の被災者の人々にはあまりにも辛い響きだったように思えて仕方ありません。

被災者同士の支え合いはもう限界でしょう。健康で力強く寄り添う支えが急務の時期に入って来たと痛感します。


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