2011年1月11日火曜日

ジャパン シンドロームって。。。

ガーデンテラス長崎より
ジャパン シンドロームとはアメリカのレスターブラウン(アースポリシー研究所所長)が言い始めた言葉だそうで、かいつまんで言えば、工業化が進み生産性を高めるため人口が都市集中型となり、その結果農村の人口が減り高齢化社会が進み、穀物の自給自足率が減っていくことのようです。
今の日本はそれに伴って戦後の団塊の世代が60歳を超え始め、かつ子供の出生率も減少という原因も加わって日本の人口は2005年辺りから自然減少していて、人口が戦争や飢餓などの理由ではなく、自然に減少している国は今のところ日本だけなのだそうです。世界の先進国に先駆けて生産人口の減少と急速な高齢化が進んでいる日本がこれからどう対策をとっていくのか、世界の目が見つめ始めているのだとか。
ドイツなんかは日本がどういう対策をとるのか研究するチームを日本に送っているそうで。。。
えー そうなんですかー^^;; 

人口減少と高齢化が進む都市の日本代表みたいなのが長崎市なんだそうで。。。
これまたえー そうなんですかー^^;; っと言いたいところですが、これは最近実感していました。
長崎の夜を彩る夜景なんですけどね、大都市の夜景と違って長崎の夜景は山に貼り付くように建ち並ぶ民家の灯りで出来ているのです。だからまるでホタルの光りのようにとても柔らかな光で出来た夜景が長崎の特徴なんですよね。
ところが最近その夜景の灯りがなんとなく減ってきたなーって思っていました。山の上まで連なる民家のほとんどが道の狭い車の入らない場所に建っていて、しかもお年寄りのひとり暮らしが増えてしまっているんですね。その後いろいろな理由で空き家になって灯りが消えてきているのです。
長崎の山を照らす夜景が街灯だけになっちゃったらこれは長崎の大名物を一個失うことになります。これは一大事!

いやいや、これは長崎だけの問題じゃあ無いんですよね。ジャパンシンドローム(日本症候群)と名付けられたからには治療法を考えなくてはなりません。先ずは自給自足率を上げることなんでしょうけどね。外からの点滴を外して自分の力で食べなければ・・・・生きることは先ず食べることですもんね。

最近地元の野菜を売っている道の駅的お店が街中にも進出してきています。わたしも利用していますが、こういうのってもしかして良い傾向なのかもしれませんね。国産野菜をどんどん食べることにしましょう~とりあえず出来ることを~ 

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