2010年8月11日水曜日

じわりと 来ました・・・


今 全国の東宝系の映画館で
「午前十時の映画祭」という企画で、歴代の人気映画ベスト50をやっています。

今週のTOHOシネマズ長崎では「フォロー・ミー」をやっていました。
「フォーーロ♪ フォーーロ♪」 っていうテーマ音楽は知っていましたが
映画を観たのは今回が初めてでした。
ビデオにもDVDにもなっていないらしくテーマ音楽を知らなければ
名前も知らない映画だったかもしれません。

ストーリーはと言うと。。。

 英国の上流階級に属し、財産もあり、仕事も申し分のない会計士のチャールズがアメリカから旅に来てレストランでアルバイトしている素朴な女の子に恋をして結婚する。その後彼は妻の行動に疑惑を抱く。外出しがちな妻のベリンダ(M.ファロー)が浮気をしているのではないかと疑いを抱いてしまったのだ。チャールズは私立探偵のクリストフォロー(トポル)に妻の素行調査を依頼する。クリストフォローはつかず離れずの距離でベリンダの尾行をはじめた。ささやかな自由と愛情に飢えていたベリンダは、微妙な距離で見えるクリストフォローの優しいまなざしに興味を抱きはじめる……。

という主な出演者3人の単純なストーリーの映画なのだけど
やられてしまいました^^;
数メートルの距離を置いてベリンダを見守るクリストフォローの温かいまなざし・・・
触れることもなく言葉もないのに 孤独なベリンダをみるみる包み込んで行くのです。
いつの間にかベリンダの顔に自然の愛くるしい笑顔が戻ります。
言葉なんていらない。じっと見つめて理解し合うことが大切 と語る映画でした。

探偵役のトポルさんの演技が素晴らしい!
もーこの役のために産まれてきたような人^^

数メートルの距離からミアファローの寂しい心をキャッチして
その寂しさに太陽光のような温もりをどんどん注ぐ演技を観ている私も
まるでミアファロー状態 (笑)
いっしょに温めていただきました^^

悲しい場面でもないのに ウルっと来っぱなしで。。。
久しぶり~な感覚を味わえました~^^

CGを駆使した映画より こんなアナログな映画がやっぱり味がありますね^^
ユーチューブでどうぞ^^
http://www.youtube.com/watch?v=DNWGCJCOQ_Y

4 件のコメント:

  1. 作曲者を確認しないまま「ユーチューブ」でモニターをしました。サウンド・トラックを聴いて即 J・バリーのサウンドだと気が付きましたよ。不思議な映画の様ですネ。BSで再放送があれば観たいと思いました。

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  2. こんばんは^^007さん
    そだ!!J・バリーと言えばダブルオーセブンっだ!!
    サウンドだけで聴き当てるなんてさすが007さんです^^
    TOHOシネマズ名古屋ベイシティでのフォロー・ミーの上映は残念ながら3月に終わってました。
    確かに不思議な映画でしたがベスト50に選ばれるだけの不思議な魅力がありました。
    ユーチューブに一本分を15分割したものもありましたよ^^

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  3. 「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」の名古屋ベイシティ情報を有難う御座いました。ヘンリー・フォンダ主演の 映画「十二人の怒れる男」が選ばれていて 嬉しかったナ。私は不思議な精神映画も好きですが 脚本の骨格がしっかりとした名画も好きです。《追記》J・バリーのサウンド・トラック版集のCDを時々 愉しんでいます。

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  4. 十二人の怒れる男 あ~残念ながら長崎では上映済みでした(>_<)
    私は11月上映の雨に唄えばを是非観てみたいと思っています^^
    それとオリビアハッセーのジュリエットともスクリーンで再会したいな^^

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