あるテレビ番組で偶然「前川紘毅」君の存在を知りました。
歌手の前川清さんの息子さんで、昨年、エイベックスのオーディションで10,000組の中からグランプリに選ばれた実力派という事です。
さっそくオフィシャルウェブサイトに飛んでみて、そこに紹介されていた「8ミリビデオ」という曲の歌詞にちょっとウルッとしてしまいました。
私にも丁度同じ年代の息子がいます。
夫は長男に対してはかなり厳しく接していたので、長男が高校生の頃からは二人の間にかなりの確執がありました。
長男が長崎を離れたのも一つには父から離れることが理由にあったようです。
その長男が初めての土地でひとり暮らしを始め、就職活動で苦戦をしながらも自力で職を得て、里帰りする度に成長していく様子を見るうちに、父親の長男を見る目が少しずつ変わってきたのでした。
長男を認める穏やかな目になってきたのです。
息子の話にニコニコと耳を傾ける父親の姿を見て母親の私は安堵の気持ちを感じたのでした。
長男のほうも社会の風にさらされて、肩をいからせて生きてきた父親の気持ちを理解するようになり、不器用な父親を包むような目でみるようになってきたのでした。
そんなある日長男が私に言いました。
「お父さんが丸くなって 寂しい。。。
お父さんには強く厳しくあってほしい。。。。」
父を越えていく自分の成長をこんな風に感じていた長男の言葉には感慨深いものがありました。
前川紘毅君のプロフィールの中にはお父さんの名前は書かれていません。
でも このプロモーションビデオの中に前川清さん さりげなく出てらっしゃいますよね^^
父親と息子・・・・
女親には持てない部分で繋がっているのでしょうね^^
素敵なお話です。我が家はいまだに確執の中にありますが、もし息子がそれなりに自立することがあれば、またお互い違う人間関係になることもあるのですね。ただ義父は旦那のことを認めるようになりましたが、旦那は最後までだめでした。お葬式のときの喪主としての言葉はよかったですので、本心はわかりませんが。クレ
返信削除地方に住んでいると、進学や就職で子供と否応なく距離を置くことになるケースが多いです。
返信削除距離を置くことで見えてくることもありますが見えない部分がずっと多くなります。
違う人間関係になれているのは距離がさせているだけなのかもしれませんが・・・
子供の成長って 自分が歳を取ることとイコールだから
嬉しいけれど複雑ですよね。